留学・研修プログラム
高齢者ケア海外視察ツアー
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- イタリア医療福祉施設視察ツアー
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【延期となりました】
※詳細は、延期になる前の2020年のものです。延期後の詳細は、ツアーが可能な状況になりましたら、追ってアップさせていただきます。
高齢者住宅新聞社では、「イタリア医療・福祉施設視察ツアー」を企画しました。イタリアはわが国同様、高齢化率の高い国です。医療・福祉は歴史的に国民保健制度や協同組合方式などユニークなシステムで展開。OECD諸国の中でもイタリア医療の質は高く、緩和ケアの6割は在宅ケアと報告されています。また高齢者福祉は「協同組合」の存在が大きく、高齢者住宅、在宅ケア等でケアを担っています。さらにイタリアの精神保健医療は、約40年前に病院収容型から地域中心型に劇的な制度改革を行いました。わが国の高齢者住宅や介護福祉事業、在宅ケアの展開と、医療現場に大いに資するヒントを得る旅になると思われます。視察は元衆議院議員で元日本看護協会常任理事の山崎摩耶氏 がコーディネーターとして同行します。
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- 第3回 ドイツの「終末期の医療・介護」「ケア付き集合住宅」視察団
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【延期となりました】
※詳細は、延期になる前の2020年のものです。延期後の詳細は、ツアーが可能な状況になりましたら、追ってアップさせていただきます。●ドイツは日本より5年早く介護保険制度を始めました。度重なる改正で認知症の人や軽度者も対象とし、裾野を広げてきました。家族介護者への現金給付もあります。日本とは異なる動きがなぜできるのでしょうか。
●介護保険の施設をはじめ保険外の共同住宅(WG=ボーン・ゲマインシャフト)、認知症のグループホームなどいろいろな「住まい方」を訪ねます。
●在宅サービスの拠点となるソーシャルステーションの役割を学びます。
●人生の最終段階をどのように迎えているのか。看取りの在り方について医師 や看護師などから話を聞きます。
●日本がこれから取り入れる可能性があるサービスをじっくり見てきましょう。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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- 山崎摩耶元衆議院議員と共にフランス(パリ)・オランダの医療・介護から学ぶ高齢者ケア視察団 募集終了
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ヨーロッパ視察の醍醐味は何といっても日本同様の超高齢化を前に、各国の先進的・実験的な興味深い取り組みを、直接、体験できることでしょうか。
フランスの医療や介護の特徴の一つは、個人の尊厳と自由な選択を柱に、病院と地域、医療と介護の連携強化に新たな地域包括ケアシステム「MAIA」の導入や、地域に開かれた高齢者住宅の整備、特に「在宅入院HAD」は早期退院後の高度医療看護を自宅で提供し、「SSIAD」では在宅の看護介護を同時に提供する。
また生き生きと働く開業看護師の姿も魅力的。これらの現場を視察します。また、オランダはかって「オランダ病」と呼ばれた経済低迷を奇跡的に脱却した国で、医療・介護においても“実験国家”として、改革を重ね、独特な取り組みと制度を持つ国です。オランダの“介護保険”といわれた「特別医療費補償制度」や、2007年には「社会支援法」で市町村の責任でインフォーマルケアを拡大し、民間参入促進や昨今はプライマリケアに重点をおいています。
今回の視察では「高齢者住宅を拠点とした地域包括ケアと街づくり」や認知症の方の医福農連携「ケアファーム」、そして在宅ケアの「ビュートゾルフ」などを視察予定です。
両国とも医療介護に詳しいベテラン通訳の解説と共に現場を訪問。一歩先行く現場のアイデイアから、大いに示唆を得られることでしょう。
ヨーロッパの夏の終わりをワインと美食で楽しみながら、皆様の日頃の業務に大いに役立つ視察ツアーになることと思います。ぜひご一緒しましょう!
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- ドイツの「ケアと住まい(共同居住住宅)」 「終末期の医療・介護」視察団 募集終了
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日本より5年早く介護保険制度を始めたのがドイツ。2年前の制度改正で認知症の人や軽度者にも利用対象者を広げました。だが、日本とは仕組みが大きく異なるといわれています。どこが違うのか、日本がこれから取り入れる可能性があるのは何か、じっくり見てきましょう。
高級タイプから庶民型まで各種の介護施設、それに入居者が多世代にわたる集合住宅、在宅サービスを取り入れる施設などいろいろな種類の住まいと施設を訪ねます。
在宅サービスの拠点となるソーシャルステーションの役割を学びます。
人生の最期の段階をどのように迎えているのか。見取りの在り方、終末期医療について医師や看護師などから話を聞きます。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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- 第5回イギリスで学ぶ スコットランド認知症ケア視察団 募集終了
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英国の医療制度は独特です。患者の医療費がすべて国の税金でまかなわれていますので無料。NHS(国民保健サービス)と言われる医療制度によるものです。その主役を担っているのが家庭医(GP)。日本でも「総合診療医」として近々登場してきます。
「地域包括ケア」の大きな課題は医療の関わり方です。家庭医が充実していると、地域ケアにどのような好影響があるのかを見極めたいと思います。 また、英国から大いに学びたいのは認知症ケアについてです。日本の認知症ケアの基本である「新オレンジプラン」は、英国が世界に先駆けて始めた「国家戦略」をお手本にしています。国際的なモデルとなっているからです。
世界で初めて認知症の当事者がグループを立ち上げ「認知症の人たちの考え」を訴え始めたのも英国です。その活発な活動で知られるのがスコットランドの政府やアルツハイマー協会、それに関連のボランティアたちです。
今回の英国ツアーは、そのスコットランドに赴き現地で直に認知症ケアの神髄を見てきたいと思います。最近日本で注目されているがん患者のための相談所『マギーズセンター』の本家であり、第一号のセンターをスコットランドのエディンバラで訪問したいと計画しています。家庭的な雰囲気の普通の民家風の建物です。色とりどりのソファや手軽に使えるキッチンなど相談者がリラックスできるような工夫がされています。
なお、本ツアーの立案は、福祉ジャーナリストで元日本経済新聞社編集委員の浅川澄一氏の手によるものです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。