看護・高齢者ケアプログラム体験談・視察レポート
2025年11月1日(土)~11月15日(月)12泊15日間
『スウェーデン介護体験』
に参加の介護福祉士 大澤 咲絵(オオサワ サキエ)さん
認知症の方が入居している施設で8日間、ホームヘルプサービスで1日、実習をさせていただきました。
私は、介護職として10年近く勤務しています。これまで積極的に研修に参加し研鑽をしてきましたが、体力的な負担は、年齢を重ねるごとに大きくなっているのを感じていました。腰に負担が少ない介護をテーマにした本を読んでいたところ、オーストラリアの事例で『ノーリフトポリシー(人力によって持ち上げる介護を原則禁止する)』に基づいた介護があることを知りました。
それは「腰痛は介護の職業病だから仕方がない。」と諦めるのではなく、入浴や車椅子への移動介助のときなどに、専用の器具を使用したりして、介護職員の負担を軽減するという内容のものでした。私は、リフトを使った介助を行ったことがなく「器具を使った介助より、人の手で行う介助の方が、温もりを感じられて良い。」という考えが当たり前となっていたので、外国では、介護職員の負担と利用者様が心地よい介護をどのように両立しているのかを自分の目で確かめたくなり、介護研修を扱っているトラベル・パートナーズを訪ねました。
私は、介護職として10年近く勤務しています。これまで積極的に研修に参加し研鑽をしてきましたが、体力的な負担は、年齢を重ねるごとに大きくなっているのを感じていました。腰に負担が少ない介護をテーマにした本を読んでいたところ、オーストラリアの事例で『ノーリフトポリシー(人力によって持ち上げる介護を原則禁止する)』に基づいた介護があることを知りました。
それは「腰痛は介護の職業病だから仕方がない。」と諦めるのではなく、入浴や車椅子への移動介助のときなどに、専用の器具を使用したりして、介護職員の負担を軽減するという内容のものでした。私は、リフトを使った介助を行ったことがなく「器具を使った介助より、人の手で行う介助の方が、温もりを感じられて良い。」という考えが当たり前となっていたので、外国では、介護職員の負担と利用者様が心地よい介護をどのように両立しているのかを自分の目で確かめたくなり、介護研修を扱っているトラベル・パートナーズを訪ねました。
空港にトラベル・パートナーズさんが!
スウェーデンは、介護先進国であることは知っていましたが、公用語はスウェーデン語であり、私は英語も得意ではないし、留学や一人での海外旅行をした経験もなく、いきなり単独で参加して研修ができるのか不安でした。しかし、事前にZoom等で、スウェーデンでの公共交通機関の利用方法やキャッシュレス文化などから説明していただき、研修先の道案内のオプションなどのサポートを利用しながら、2週間の研修を楽しく過ごすことができました。
実習先の施設では、移動式のリフトを使用していました。部屋に備え付けるリフトもありますが、天井などに工事をする必要や、部屋が家庭的になるように、選ばれていました。リフトを使った介助は、安心・安全のため、必ず職員二人で行う体制をとり、声の掛け合いや、操作に繊細さが必要であることを学びました。大切なのは、人か機械かという問題ではなかったということです。
通勤帰りのバス停から見る景色!
ホームヘルプサービスでは、認知症を抱えながら一人暮らしをされる方の自宅に訪問する機会がありました。キャッシュレス社会のスウェーデンでは、買い物代行で、利用者様のカードを預かることになります。また、訪問先をまわりながら地域を歩けば、道行く人とも地元の住民であるかのように自然に挨拶を交わします。
スウェーデンでは、介護職員が単なるサービス事業者ではありません。暮らしの一部として地域に溶け込み、利用者様や地域の方々から深い信頼を得ていることを強く感じました。
ストックホルム ガムラスタン!
施設近くの景色
実習に行く道のり
(教えてもらった近道)
実習では、介護について、あらゆる方法があることを知りました。文化の違いや歴史的背景がある中で、何を選択していくかは、これからの私の課題であると感じました。言葉が通じない場所で、入居者様、スタッフの方々、温かいお部屋の雰囲気から、安心した暮らしに大切なことを直感的に感じることができました。
お部屋は、その方その方の、家具や絵画、小物が飾られ、一人一人のお部屋に見惚れてしまいました。せっかく病院から退院しても、もし、施設が必要最低限の画一したものであったら、お家という感じがありませんが、おしゃれで温かい空間であれば、退院する嬉しさにつながると感じました。
エーミルさん





