看護・高齢者ケアプログラム体験談・視察レポート
『日本にいながら海外研修&国際交流』スペシャルイベントレポート第 3 弾
2月26日(金) 第3日目
いよいよ3日目最終日。当初雨の予報でしたが、何とか曇天どまりで一安心。(荷物が多いので雨だと大変です。(ノД`)・ ゚・。)今日は、ゆっくりの10時スタートで、スウェーデンのコーヒーブレイク、『フィーカ』を楽しみながら、スウェーデンの文化や食についてお話を聞きます。講師は、スウェーデン留学後、スウェーデン菓子のお店を経営しながら、スウェーデン語も教えている『Lilla Katten』筒井さん。もちろん学生さんたちも『フィーカ』を楽しんでもらうため、クッキーとドリンク付きです。実際は、コーヒーとスウィーツですが、今回は、コーヒーが飲めない方のために無糖の紅茶で。
(* ́з`)スウェーデンの方は、隙あらばフィーカを楽しむそうで、ちょうどこの10時という時間は、朝のフィーカタイムにあたるそうです。筒井さんのお話はとっても楽しく、クッキーもおいしく、リラックスした時間となりました。フィーカ万歳!!!!
気持ちも和んだところで、メインイベントともいえる『異文化交流』へ。
2日間を通して交流がありましたが、本日はその集大成です。実際にゲストを呼んでの対面式と、遠隔でのZoom交流を4つのグループに分けて25分ずつローテーションで交流するというもの。交流は英語と日本語。国はミックスなのですが、今回は、米、韓、日です。
Rimiちゃんは弊社の動画プロジェクト『アメリカンカルチャー with Rimi』を担当してくださった日米ハーフで、学生さんと同年代。日・英語混ぜての交流。Jenniferさんはこれまた動画プロジェクト『医療英会話 with Jennifer』で参加してくださったポートランド州立大学で英語講師をしているバリバリのアメリカン。日本語少し話せるのですが、もちろ ん英語での交流です。学生を引っ張って会話するのはお手の物。キョンジャさんは在日韓国人3世。日本語ですが、チマチョゴリを着て、韓国との異文化について交流してくださいます。韓国大好きな学生さんは多いはず。会話が弾む弾む♪ (^^♪ LAHIKI さんは、ハワイで生まれ、その後、日本で中学校まで過ごした後、ハワイで高校卒業、現在ハワイの大学に在学中のプロのシンガーさん。学生さんと同世代で、ハワイの新しいジェネレーションとしての音楽を届けています。新世代のハワイあるある話を、日・英語を混ぜて楽しく盛り上げ、交流してくれました。さすがはエンターテイナー!学生さんは話に釘付けに。このコロナ禍で、対面交流はとても貴重な機会です。ソーシャルディスタンスなどを取って、慎重に交流となりますが、Rimiちゃんは少しシャイなソフトスピーカー。各教室でローテーションを促す教員の方々の配慮で、円になった方が会話が弾むと、皆で机を猛スピードで動かして、丸く椅子を並べ、よりスムーズに、リラックスして交流できるように努めてくださいました。多くの方の裏の働きがあってこそ、各教室への移動ローテーションも円滑に運ぶことができました。
こうして、2時間の異文化交流はあっという間に終わっていったのでした。
さて、その間に、ランチの準備がスピーディーに進み、本日はスウェーデンの代表的なお料理を少しずつアソートにしたスウェーデン風折り詰めランチ。KKR横浜ポートヒルさんがご提供くださいました。今日のランチは、ホテルのシェフが試行錯誤して特別に作ってくださった珠玉のお料理です。メニューをいただいていたので、それも一緒に配布。なんだか素敵な宴会にお呼ばれしているみたいなこの演出!スタッフは隙間の時間にかき込んで食べているのですが、それでも美味しかった~~
午後は、エンターテイメントが盛りだくさん。
まずは、スウェーデン人の落語家、三遊亭好青年さんの落語の時間。彼は、大変難しい日本語を習得し、かつ、日本の落語界という古典的伝統社会の中でずっと努力をし続けている方。スウェーデンから見た日本あるある話を落語にしてほしいという、大変無茶な弊社の要望に真摯に答えてくださり、この日のためにオリジナルの新作落語を作ってくださいました。また、スウェーデンの話や、自分が落語家になった経緯、前座修行の話等も盛り込んでくださり、最後に皆も知っているであろう、ポピュラーな古典落語、『ときそば』を聞かせてくれました。すごい!!!!異国で頑張っている人の話は心に響きます。
さて、イベントもいよいよクライマックス。
ここまでで一応プログラムは終わりで、修了式のセレモニー。
代表学生の感想、副校長先生のご挨拶、そして今回音頭を取って、頑張ってくださった国際交流の先生より、一人一人に修了証の授与。75人が次々と英語で名前を呼ばれ、修了証を受け取ると、最後の盛り上げ用チアポンポンとクラッカーを受け取って、席へ戻っていきます。さて、チアポンポンを何に使うかと言えば…・もちろん、異文化交流でも活躍してくださったLAHIKIさんの歌の応援です!LAHIKIさんは、2曲歌を披露してくれました。1曲目は彼の最初のシングル曲、『はじまりの歌』と、学生さんからのアンケートで希望曲に出たThe Beatlesの『Let it be』。 『Let it be』は静かな曲なので、エンディングで皆でクラッカーを鳴らそう!という趣向です。ずっとコロナの影響で、大きなイベントなしだった学生たち。最後は楽しく笑顔で終了することができました。LAHIKIさん、三遊亭好青年さんも一緒に集合写真を撮って、『Aloha~~』でお開きとなりました。
振り返るとあっという間の3日間。このような盛大なイベントが慣行できたのも、異文化を知ることから生まれる相互理解を重要視する、学校の先生 方の熱い思いと、惜しみない協力があったからこそでした。我々トラベル・パートナーズのスタッフにとっても、やり遂げることができ、また新しい試みでもあり、とても有意義なプロジェクトとなりました。
ぜひ、この取り組みが様々な学校に広がって、学生たちが、少しでも異文化に触れる、グローバルな視点での自分を振り返る、という好機に恵まれることを祈りつつ、今回のレポートを閉めたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!Mahalo~~
最後の動画はLAHIKIさんオンステージのシーンからです!