看護・高齢者ケアプログラム体験談・視察レポート
『日本にいながら海外研修&国際交流』スペシャルイベントレポート第 1 弾
2021 年 2 月 24 日(水)~26 日(金)の 3 日間、IMS 横浜国際看護専門学校にて、『日本にいながら海外研修&国際 交流』のイベントを開催いたしました。 IMS横浜国際看護専門学校さんは、学生たちに異文化理解を深め、広い 視野での看護を提供できる看護師になってもらいたいという深い思いがあります。通常ならば、海外研修で、現地 での交流を通じて、異文化理解を体得するのですが、それもままならぬ昨今の事情により、今回のこの大きなイベ ントを実施する運びとなりました。 学生たちは、事前学習を経て今回の3日間のイベントを体験します。 企画・手配は弊社トラベル・パートナーズですが、教員の方々の熱い思いや、関係各所の協力なしでは、実現できない初めての試みとなりました。
今回は、アメリカ(ハワイ州)、ベトナム(ハノイ)、スウェーデンの3ヵ国を中心に、各国の特色や、看護・医療と歴史、生活、食 文化など『医・食・住』をテーマとしたプログラム。
本レポートは各日ごとに 3 回に分けて、順次掲載していく予定です。
2月24日(水) 第1日目
ハワイ州観光局さんの呼びかけによりオープニングにZIPAIRさんが来てくださいました。未来の医療従事者にエールを送りたいと、客室乗務員さんが動画に沿って皆をハワイへの出発へいざないます。実際の空港でのチェックインや、機内の様子などに沿って、アナウンスをしてくださいました。気分はもうアロ~ハ~ (^^♪その後は、Q&Aで客室乗務員さんのあるある話をしてくださり、緊張していた学生さんたちも少し和やかに。
時間はあっという間に過ぎていきます。午前の2時間目は、2グループに分けて、2日間交代制でのプログラムです。 Aクラスは、ハワイ大学とのZoomを使った英語での交流です。4~5人の少人数に分かれてハウリング防止のため、教室を分散。管理用PC1台が設置されていますが、皆各自のスマートフォンで顔がわかるようにエントリー。学生たちは、質問などを事前に考えて準備して臨みました。ハワイ大学の学生たちもリードが上手で、なかなか順調だったのでは?進行は学生たちに任せ、先生方を中心に各教室をラウンドし、通信上のトラブルがないかを確認。
70%(18問以上)が合格となります。今回は、全員合格を目指して!!!!という意気込みではありますが、予習していないと結構難しいのです。 事前のオリエンテーションで、予習用の問題集を作成、配布しましたが、皆さんやってみてくれたのでしょうか????不合格者は家でもう1度チャレンジです。 合格者には、後日、登録した住所にクプクプ(初級)認定カードが送付されてきます。
ハワイ大学との交流、ハワイスペシャリスト検定が終わった後に、今回素晴らしいオープニングを演出してくださったハワイ州観光局さんとZIPAIRさんに学生さんより感謝のプレゼントが手渡されました。
さて、時間は刻々と過ぎ、食文化体験の時間。そうです。待ちに待ったランチタイム。本日は、ハワイランチ体験。教室の机は、先生方のてきぱきとした働きにより、消毒完了。ランチョンマットもハワイ気分を盛り上げる中、味工房さんのロコモコ丼とレナーズさんのマラサダ(ハワイのドーナッツ)が配布されました。マラサダは一人2個だったため、かなりお腹がいっぱいになったはず。1個しか食べられなかった学生さんもきっといましたよね。午後の眠気を誘わないことを祈るばかり。 午後一番は、ハワイ大学の看護学部客員教授のマリ先生よりZoomを介してのリアルタイムレクチャーです。先生は、学生さんたちを参加型にするためにグループワークを準備してくださり、学生さんたちは、話し合いながら、質問に回答していきます。 あっという間に終了時間をオーバーしていきました。
1日目の最後を飾るのは、ハワイの歴史や文化を考えるイオラニ宮殿のバーチャルツアーとハワイアンキルトについて、『世界ふしぎ発見!』にも出演されたことのあるアン藤原先生の特別動画です。
動画が終わった時間、午後3時過ぎは、ハワイタイムでは、午後8時過ぎ。しかし、アン先生は、動画の補足としてQ&Aにリアルタイムで声での参加をしてくださいました。
学生さんたちは、ハワイ独特のキルトの世界観やその意味、またイオラニ宮殿の美しさとその背景にある王朝の歴史を感じながら1日目を無事終了したのでした。
2日目は朝早くから夕方までとても長い1日となる予定。我々も元気に早朝からスタンバイです! <(`^´)> 2日目のレポートもお楽しみに!