看護・高齢者ケアプログラム体験談・視察レポート
*2012年留学前
8月に大学院入試があったため、Readingだけ2ヶ月ほど勉強していました。結局この年は大学院自体も落ちてしまったのですが・・・。
*2012年9月~
MLC入学時のテストでは何も準備していないSpeakingは案の定できず、それでもReadingはupper intermediateのレベルだったので(スピーキングはそれよりもっと下でした。Listeningとwritingはあまり記憶がありませんが・・・。)先生に出来る限り上のクラスで授業を受けたいことを懇願しました。
最初の1週間は授業でどこを解いているのかすらわからないくらい大変でしたが、段々慣れてきて1ヶ月くらいすると授業を楽しめるようになってきました。ちょうど同じ日に同じクラスに入った子と一緒に学校帰りに宿題をしてから帰ったり、あとは午後のクラスがある日(月・水・金だったと思います)は基本的に参加して短い期間でも出来るだけのことは吸収しようという気合い?で臨んでいたと思います。
5週ごとに行われているテストでクラス分けが行われるのですが、確か2回目のテストで次のクラスへ上がれると先生から言われました。一般英語クラスはこれで終わりなので、次はOETかEAPかIELTSクラスか選べたのですが、OETは自分にはまだ早いかな?と思い、IELTSへ。確かこのときに帰国まで残り1ヶ月くらいだったと思います。
IELTSクラスに入ると、またオーストラリアに来たばかりの頃のように授業について行くのが大変!あたふたしているうちに帰国の日になってしまいました。正直、あと1ヶ月くらいあればまた違った感覚だったかもしれません。
*2013年1月~ 日本でまた保健師として勤務開始。正直仕事を再開して最初の頃はあまり英語の勉強まで手が回らなかったです。
*2013年5月~ 大学院入試リベンジに向けて勉強を本格的に再開。1年前よりも英文を読みやすくなった感覚はありました。ここから3ヶ月は仕事の休憩時間などを使って過去問を解いたり、MLCの授業のノートを見直したり、単語帳アプリで単語の確認をしたり・・・働きながらなので時間は限られますが、勉強をしていました。
*2013年8月 大学院入試。試験のときは緊張しましたが、MLCの看護クラスの皆さんからの寄せ書きを持参し、今年こそは!という思いで臨みました。1年前とは専攻が少し異なりますが無事合格。
*2013年9月~2014年2月 安心感と仕事の忙しさから特に英語の勉強はしないまま時は過ぎ・・・。しかし2月に訪れたハワイで、一緒に行った家族から「前より英語話せるようになったね」と褒められたことで調子に乗り、英会話が楽しくなってきた実感がありました。何とも単純ですが。
*2014年3月
再度メルボルンへ。一般英語クラスに戻るべきか迷っていましたが、「最初は大変でもすぐに伸びるから」という先生の言葉でまたもや調子にのりIELTSクラスへ。
そして久しぶりにMLCに行ってみるとIELTSクラスとEAPクラスが合体し、IELTSの授業を朝から2時半まで行ったあと、EAPも受ける生徒だけが残りプラス1時間受講する形になっていました。
今回は4月から大学院への入学が決まっていたので、EAPの授業も受講しました。
EAPでは医療のトピックはありませんが、大学院入学を見据えている場合は受けておいて損はないかと思います。
2012年の留学では最初に授業について行けない・・・という大変さがありましたが、今回の留学では不思議と「大変!」という感覚ではありませんでした。それでもやはりSpeakingはずっと苦手意識があって、思ったことがなかなか言えないもどかしさがありましたが。
少し気持ち的にも余裕があったので、授業が終わってからは日本人以外の友人とも接する時間を以前より増やしました。そうすると楽しみながら自分の思うことを英語で伝える練習になるので、良かったと思います。あとは家でも英語環境(ホームステイや日本人以外とのルームシェア)だともっとSpeaking能力が伸びると思います。
*2014年4月~
帰国してすぐ大学院生としての生活が始まりましたが、留学生の方がいらっしゃったり、外国から先生が来られたりと英語を使う部分が多々あります。授業の予習のために読んで行く論文も英語ですし、思っていたよりも英語を使う場面が多いので、入学前に少しでも英語に触れる環境にいられて本当によかったと思っています。
先生方や研究室の先輩方が海外の学会等に参加されているお話を伺うと、私も海外の学会に行って有意義な時間を過ごせるくらい英語ができるようになりたい!と新たな目標が生まれてきています。
また、余談ですが、英語以外の面でもオーストラリアでの経験が役立っていると感じる部分があります。海外に行って始めて、自分がやりたいことや思っていることを積極的に伝えて行かないとただ流されて行ってしまうことを感じました。日本では出る杭は打たれる文化もありますが、海外に出たら自分の意志をはっきり示すことで、初めて周りに協力してもらえる場面が多々あります。
そういった自分の意志を示して行く姿勢は大学院での生活にも必要な部分だと思います。
と、偉そうに語ってしまいましたが、まだまだ自分自身流されがちになる弱さもあるので、常に目的意識を持つことを意識しながらこれからも頑張って行きたいと思います。