看護・高齢者ケアプログラム体験談・視察レポート
前回の帰国から約1年半後、改めてメルボルンへ、そしてMLCで短い期間ではありますが学んできました。 今回は前回よりも更に短い期間ではありましたが、帰国時には帰りたくないと思うくらい名残惜しく、貴重な時間を過ごすことができました。
英語のクラスは前回の留学時に一番最後に所属していたIELTSクラスへ。正直、日本へ帰国した後、大学院の入試以外英語を勉強していなかったので、一般英語クラスに戻った方が良いのでは・・・と心配していましたが、ちょうど前回と同じ先生が担当してくださって、楽しく丁寧に教えてくださったので何とかついていくことが出来ました。
また、クラスメイトもとてもフレンドリーで、私がクラスに加わってからすぐに週末はフェスティバルに誘ってくれたり、学校終わりに買い物に行こうと誘ってくれたり。帰国時には寄せ書きとティムタムもプレゼントしてくれました。私のクラスには日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピン出身の人が集まっており、それぞれの価値観を学べたこともこれからの自分にプラスになると思います。
特に印象的なのが、授業がかなり延長した際に正直「早く終わらないかな」と思っていた自分に対して、クラスメイトのベトナム人は「延長してまで教えてくれてありがとう」と先生にお礼をしていました。
これは国籍の違いというより個々で姿勢に差が出る部分かもしれませんが、このクラスメイトの振る舞いで学ぶ姿勢について改めて考えさせられました。
Sue先生と学校修了時に。明るくて楽しい授業をしてくださる大好きな先生です。
前回と今回を通じて、日々色々なことを感じていましたが特に感じたことが「意思表示の大切さ」です。日本では出る杭がうたれてしまう場面もありますし、自分の意志を示すことが必ずしも適切とは言えないとは思いますが、留学してみると自分が何をしたいのか示さないと時が流れて行ってしまいます。少しわがままかな?と思うくらい、自分はこうしたい!と示すことが充実した時間を過ごすポイントな気がします。
学校や所属の研究室にもよると思いますが、私の所属する研究室では、これから夏休みに論文をかなり沢山読んだりするらしいので(ちなみに全部英語です)、想像以上に英語力が必要そうです。IELTSクラスでpractice testが沢山あったことが本当にありがたいです。
クラスメイトからの寄せ書き。帰国後は研究室の机に飾って励みにしています。
あまり日本の大学院進学を視野に入れて留学する方はいないかもしれませんが(でも今回の留学中は日本人ナース2名から大学院入試について2名から相談受けました)、もしいらっしゃいましたら「確実に役立ちますよ^」とお伝えしたいです。
メルボルンで学んだ様々なことを無駄にせず、これからも自分の道を進んで行きたいと思います。