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 オランダは先進諸国の中で病院での死亡率が最も少ない国です。在宅医療や在宅介護が充実しているから、病院で亡くならなくてもいいのです。
 どのように充実させているかを現地で見て来るのが視察の目的です。
 看取りだけでなく、認知症ケアについても個別介護を徹底させた最先端国。最近は、農家でのデイサービスという「農福連携」も広がっています。
 今回、特に重点を置いて視察するのは、自治体や NPO、市民団体などの 地域活動です。介護保険制度を世界で初めて導入したオランダですが、国の制度だけでなく、地域・コミュニティの活性化を図るのが大きな課題だ とこの数年言われています。
 訪問介護が 2005年から、デイサービスが 2015年から、それぞれ国から 地方自治体に事業責任が移りました。国の財源では限界が出てきたためです。
 日本でも、要支援1、2の人たちの訪問介護とデイサービスが自治体の地域事業へと移行が進んでいます。これを「新しい総合事業」と呼んでいます。
 世界各国で高齢者が急増し、高齢化率が高まっていく中で、これまでのような社会保障政策からの転換が進められています。
 家族介護からの社会化がまず図られ、福祉国家が目指されました。といっても、税を財源とする国の制度が行き詰まりを見せています。そこで注目されるのが地域活動、コミュニティの再興です。
 日本では「地域包括ケアシステム」として、海外では「Aging in Place」と言うのが合言葉です。その大きな流れを真っ先に取り込んで、始め出し たのがオランダです。
 こうした現場も今回見て回りたいと思います。
 多くの皆様のご参加をお待ちしております。
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