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北京の病院レポート③ 「VIP診察室」体験記
 2010年2月、北京で患者として北京同仁病院を訪問する機会がありました。喉の診療を受けたのですが、弊社北京事務所郭代表の長兄が北京同仁病院耳鼻咽喉科の主任医師(教授)だったので、すぐに診ていただくことができました。
 北京の大病院では、「VIP診察室」というのがあり、外国人はこちらを利用することができます。廊下を埋め尽くすほど患者で一日中大混雑の一般外来と比べると、こちらはゆったり静かな雰囲気で、フロアーに8室の診療室があり、それぞれが教授レベルの医師の個室診察室となっています。待合室も診察室内も正にVIPルームそのものです。この格差を実感すると複雑な気持ちになりますが、中国では確かに特権的な優遇サービスが歴然とあります。飛行機の座席等級によってサービス格差があるのと同じで、医療サービスが特別例外ということはなく、病院内でも料金とサービス内容をはっきり分けています。中国の方が率直に市場のニーズに合わせて対応していて、実体経済は、日本よりも「市場第一主義」だと感じる一面もあります。

検査技師
 中国共産党の上級幹部(5〜7級以上)、つまり高級官僚はこの「VIP診察室」を使うことができるそうです。日本の大病院にも、差額ベッドはありますが、富裕層向けに特別診察室を設けているところはあるのでしょうか?もしあったとして、政治家や高級官僚は、皆そこで診察が受けられるというルールになっていたとしたら、一般国民はどういう反応になるのでしょうかね?相当反発が出そうですね。

 診察料は、300元(約4,000円)でした。一般的な診察料は、診察する医師によって料金が変わりますが、最低20元(250円)からですから、15倍の料金です。北京同仁病院は眼科と耳鼻咽喉が有名な専門病院で、全国から患者が来ています。郭教授の指示で実際の診察をしてくれた方は、現場トップの女性医師、徐准教授でした。年齢を書いては失礼ですが、まだ40代になったばかりとか。中国では、有能であれば、性別に関係なく、若い医師が准教授、教授へとドンドン偉くなります。使用していた検査器械は、残念ながら日本製でなくドイツ製でした。中国では現在医療施設が極めて不足していますが、個人経営のクリニックはほとんど無く、歯科医や一部の美容形成外科、マッサージ、漢方医に限られています。これは一般開業医には健康保険が適用されないためですが、経済発展に伴いこれから病院建設は本格的に進んでいくことでしょう。

郭教授・弊社北京事務所代表の郭

写真中央が徐准教授

郭教授と担当ナース

北京同仁病院

個室の診察室の表示

VIP診療センターの正面入口


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診療カード
<記:トラベル・パートナーズ 代表取締役 戸塚雄二>
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